通常、体内に入ったアルコールは、胃から小腸を経て肝臓に運ばれ、
肝臓で「アセトアルデヒド」と呼ばれる物質に変わり、
酢酸に分解され、最終的に水と炭酸ガス(二酸化炭素)になって排出されます。
実はこのアセトアルデヒドは毒性の高い有害物質で、
アセトアルデヒドを分解する能力以上にアルコールを飲むと、
アセトアルデヒドが体内に異常に蓄積して、
頭痛や吐き気、食欲不振などさまざまな不快な症状を起こします。
二日酔いによる頭痛は、「アセトアルデヒド」と
酒や肴となる食物に含まれる刺激物質
「チラミン」と「ヒスタミン」の作用によるものです。
チラミンは中枢神経を刺激したり血圧を上げる作用があり、
ヒスタミンは血管を拡張させるために頭痛が起こります。
吐き気
胃の粘膜が傷ついたりただれる(アルコール性の急性胃炎)ためです。
のどの渇き
血中の水分や電解質のバランスが崩れて細胞内の水分が減るためと、
アルコールなどを含む息を吐くことで口の中や気道の粘膜が乾燥するためです。
体がだるい
肝臓の働きのひとつに、
体のエネルギー源となる糖を作る働きがありますが、
大量のアルコールを分解するのに重点を置くことにより、
糖を作る働きが二の次になり、低血糖状態に陥ってしまうためです。
また、、アルコールで麻痺した脳が
回復しきっていないという理由も考えられます。